不慣れなことをして

 不慣れなことをして頭が溶けそうです、、。
 昨年から半年間、他団体の研修を受講しています。学生時代は時折受けていたものの、この10年間ぜんぜんインプットができてなかったように思います。今回の研修は、プロのキョウイク者として、主体的な学びの場(プラグラム)がつくれるようになるための研修です。全8回の合宿で、個人や集団に起きている様々なプロセスを丁寧に捉える力、問題発見し、目的を明確にする力、明確なねらいをもったプログラムに落とし込む力を養います。その上で、プログラムの練りや対象者との関わり方を考え、しっかりと相手に伝わるプレゼンテーションを行えるよう鍛えます。
 研修を企画することは今までよくあったのですが、実際自分が参加者となると不慣れなことばかりで、頭で分かっていてもできないことが多い。毎回、参加の週末には、その前の5日間の仕事よりもエネルギーを使い、使い果たして灰色になり、また週明けを迎えてきました。研修では完全なる劣等生ですが、本気のメンバーと、本気でねらいをもった学習プログラムを練る過程は、かなり楽しいものです。
 今日は、夕方から早々に仕事を切り上げ、いざ梅田へ。枚方に住む受講生と、前回できなかった宿題をカフェバーですることになっています。もう今週末には発表が迫っています。終わる気配もないので、かなり憂鬱な気分で電車に乗車。夏休みの終わりにベソをかきながら宿題をする子どもの気分です。研修も残るところ、あと2回。3月末にはパワーアップした姿が見せられればと思っています。(きたむら)