仙台にて

一昨日から石巻、仙台をまわっています。一昨日と昨日は私も参画している内閣府の復興支援型地域社会雇用創造事業の監査が行われていて、私もそれに同行していました。この事業は国の税金で運営されているものですので、当然のことながら資金の執行について疑義がないようしっかりとした監査を行うことが極めて重要です。そのため、資金の使途や執行のための手順もかなり厳格なものになっていて、それらを公認会計士が監査を行うことになっています。一方で起業を支援する現場では日々、刻々と変わっていく状況に対応するためにはそれなりに柔軟でスピーディーな対応が求められることもしばしばです。私たちはその二つの要請、つまり厳格な予算の執行と柔軟な対応という相反する状況のなかで効果を最大化することが求められています。
今日は別件で仙台周辺の起業家を訪問しました。この方は宮城県亘理町で和服の布地を使った「ふぐろ」という商品を作っています。私も多くの被災地関連商品を見てきましたが、この「ふぐろ」は非常に品質も高く、デザインもすぐれていて、かなり売れるだろうと思っています。これからの発展に期待大です。(のじま)
わたりのふぐろ
宮城県亘理町地域復興てしごとプロジェクト「わたりのふぐろ」