ヒューヒュー

それは仙台で勤務していた頃、秋に友人と岩手に旅行に行ったときのことでした。宿泊先に田んぼのど真ん中にあるような風情ある民家を選び、そこのオーナーとの会話も弾みました。しかし就寝すると、「ヒューヒュー」としか呼吸ができず、寝付くどころか息をすることも困難な状況に。結果、オーナーに「おそらく稲アレルギーか何かだから密閉した場所にいるしかない。」と言われ、なぜか宿泊しに来たのにレンタカーの運転席で寝るという切ない夜を過ごしました。
その恐怖の「ヒューヒュー病」ですが、昨晩人生2度目の降臨をしました。何回も目が覚めるのでおかしいなと思っていたらどうやら呼吸が苦しいということに後で気付きはじめ、自覚するとより苦しくなるものです。プラズマクラスターなど文明の力を駆使しましたが効果はなく、寝ぼけたままなんとなく就寝場所を2階から1階に変えてみたものの意味無く、苦しい夜を過ごしました。そして現在寝不足まっしぐらです。
調べたところやはり病状、時期ともにイネ科の植物のアレルギーである確率が高く、画像を見たら我が庭にいっぱいいそうな方々だということが確認されました。週末には火炎放射器でも使って庭からイネ科の植物に退場していただきたいところです。除草剤を使いたくないので庭の雑草が非常に元気なのですが、庭の管理とは中々に根気とマメさがいるものです。(鶴巻)