私が新入生だった頃(鶴巻編)

今週はシリーズで「私が新入生だった頃」です。まずは鶴巻がお送りします。
私は高校時代まで関東に住んでいました。特にどこの大学に行きたいなどの目標もなく浪人をしていたある夏の日の自習室、「そうだ京都にいこう」が一瞬の内に頭に駆け巡り、関西に行くことを勝手に決めました。一人暮らしもしたかったというほぼそれだけの理由でした。そこから急激に偏差値が上がったのはいうまでもありません。
そんなわけで関学に入学しました。将来はなんとなく学校の先生になりたかったので、不登校支援のビラに一目惚れ。「お金ももらえて学びになる!これしかない!」というわけで申し込み、不登校関連事業の新人研修に行きました。その研修では不登校の子供と講師に別れてロールプレイなども行うのですが「迫真の演技だ!」などと褒められ、「この人たちいい人だなー。」と思ったのを覚えています。そしてたまたまそこで出会った友人がサタプロのコアをやるということでよく分からないまま誘われ、6月の水遊びサタプロのコアになりました。たった1日のイベント(当時サタプロは月1)なのに何回もミーティングをするので「なんでこんなに集まらなきゃいけないんですか。」とサタプロ本部に悪態をつき怒られたのも懐かしい思い出です。その後は誘われるままにいえしまキャンプや秋キャン、11月、1月のサタプロコアをやっていきました。1年で3回コアをやるという誰も知らない微妙な伝説をさりげなく作りました。
春先は高校までテニスをやっていたのでテニスサークルにも顔を出していたのですが、試合に駆り出され1日中謎の掛け声をしながら応援したり、不毛な飲み会が続いていたため本入部はしませんでした。あのとき無理矢理サタプロのミーティングを手帳に埋められてよかったです。土曜のミーティングがあり「テニサーの大会だからいけません。」と言ったのに「行くの止めればいいやん。」とさらっと言い放ったあの女の先輩は、先日めでたくご結婚されました。
こう書くとただ流されるまま入学のシーズンを過ごしたようです。今の新入生にも選ぶ選ばないに関わらず一人も多くの学生に「きっかけ」を提供していきたいなと思う次第です。(鶴巻)