100なぜ×3ヶ月

6ヶ月計画だった育休も、諸事情により短縮し、あと1週間程で復帰することとなりました。あらためて3ヶ月の時間をくれた組織と職員の方々に感謝しています。
さて、そうなると当初掲げていた長男との取り組みが気になるところです。6ヶ月で50チャレンジ。到底無理でしたが、この3ヶ月でできる限りの体験を共にしてきました。やりたい事や好きな事は、考えても、その子の適正を見てもよく分かりません。とにかく「やる?」と聞いて、「うん」と返ってくる事は時間のある限りやろうと思っています。それが続かなくても、結局好きでなくても、いた仕方ないことです。なかなか先行投資があると、親としては諦めにくいところですが、ぐっと我慢することとします。打率が高ければ、その見つかったやりたい事を深め、低ければ、その分体験数を増やせばいいのではないかと単純に考えています。
今日は、3ヶ月間のラストチャレンジとして、スイミングに行ってきました。昨年も体験に行ったものの、その後入会することはできませんでした。1年が経ち、再度聞いたところ、短期クラスならいいとの回答。基本的に水は苦手でなく、気分が乗ればドボンと潜ることもできるため、あとは新しい友人と環境に慣れるかだけが課題でした。案の定、保育園と同じでレッスン中はとても楽しんでいる様子でしたが、終わると「もう行かない」と言っています。レッスン前後には相当なストレスを感じているようです。4月からの平常クラスに入るにはなかなかハードルがあるようです。私も塾や家庭教師などのコーディネートをしていてよく感じますが、子どものやる気が行動に結びつくかは、本当に「タイミング」と「縁」によります。幼児であれば、気持ちの波は5秒毎に波打っている気さえします。今後もありのままの彼を受け止めつつ、僅かな可能性の芽を見逃さず、向き合っていきたいと思います。
同様に、毎日100回以上聞かれる子どもからの「なぜ?」についても、子どものさらなる好奇心を引き出す、子どもの可能性を広げるものとして、できる限り真面目に答えたいと考えています。マシンガンのように繰り出される「なぜ?」は、時として鋭いものも飛び込んでき、相当な「忍耐力」と「知識」と「人間として深さ」のを要します。最近回答に困っているのは、「ひいじいちゃんは、お墓の中にいるのか?お空(天国)にいるのか?」。挙句の果てには、「僕も会うためお墓に入りたい」と言っている次第です、、。(きたむら)