卒業生に送る言葉(鶴巻編)

ご卒業おめでとうございます。僕はみんなが3回生の秋頃から戻ってきたので、卒業していくみんなは「BHの屋台骨を支える人」というイメージでした。

さて、これから社会に出て、どうやって過ごしていこう。

昨今、就職は厳しいかもしれないけれど、ほんの少し前までは就活時期にみんなで一斉に仕事を得るのが当たり前で、それ以外の選択肢を取ろうものなら「あり得ない」という時代でした。でも今は高卒どころか大卒でも職業を得ることが不確定な中で、仕組みや常識が少しずつ変わってきています。それは裏を返せば色んな生き方ができるチャンスじゃないかと思っています。

誰も知らないような小さな会社は、いきなり会社が潰れて失業するリスクが高そう。
けれど、大きな会社に所属している人だって、その会社でしか通用しない仕事しかしていなかったら会社が潰れたとき相当リスクが高い。転職するとき役に立たないから。

現時点で、「将来安泰」なんて選択肢はどこにもないんです。一流会社に入った人も、就職がうまく行かない人も、10年後はどうなっているか誰にも分からない。ただただ、毎日を一生懸命繋いでいくしかない。それでしか道は開けない。この「一生懸命やる」ということを、きっとみんなはこの団体で学んだと思います。卒業後のスタートラインがどこだろうと関係ない。そこから自分をどう高めていけるか。どこを着地点として進んでいくのか。その時に、BHで学んだことや頭がパンクしそうなほどぐるぐる考えた経験が遺憾なく発揮されれば、これほど嬉しいことはありません。

周りの目なんて関係ない。自分が信じる道を、おもしろおかしく歩いていってください。
卒業おめでとう!(鶴巻)


Let the beat carry on and on
Don’t ever let it stop
Whatever makes you rock,
Keep pumping through your heart
Then you’ll always feel it beating
(ビートを繋ぎ続けろ
 決して止まらせるな
 お前をロックさせるモノを
 心の中で 撃ち続けろ
 そうしたら そのビートを感じることができるんだ)
Let The Beat Carry On / Ken Yokoyama

※卒業文集より抜粋