小規模集落のこれから

今日は当会がひょうごボランタリープラザの助成を受けて、
兵庫県庁のビジョン課と協働で実施している
「ひょうご未来塾」の中間報告会がありました。


この「ひょうご未来塾」というのは、
大学生が地域の課題について調査や研究を行い、
県に対して政策提言を行うというもので、
今年度は小規模集落の活性化というテーマで
学生達がプランを考えています。


先月に調査研究の対象として
淡路島の長沢という地域でフィールドワークを行い、
その調査結果をもとに今日はそのプランの進行状況に
ついて報告を受けました。


一つのグループは観光の活性化として、
地域資源を活用した観光プランの提案を行い、
もう一つのグループは近く廃校となる予定の
小学校の活用についてのプランを発表しました。


いずれも非常に面白いプランで、
学生達の発想の豊かさを実感しました。


このブログでも以前に書きましたが、
近年、若年者の投票率は低迷し、
様々な製作はどちらかというと高齢者向けに考えられて
います。
県や様々な審議会などでもその委員の多くはご高齢の方々で
私が参加している審議会などでも私が最年少者という状況が
ここ10年くらい続いています。


このままでは本当に若者の意見や発想は政策に活かされることはなく、
若者の政治離れは一層、深刻なものになると思うのです。


そんな意味でも今回のような行政との協働による
若者の政策提言事業は貴重なものであると思っています。(のじま)