研修がありました&新しい取組について。

さかがみです。
 突然ですが、今日は大阪の長居にいます。
 当会では、近畿圏で大学生等の若者が主体となって青少年育成事業や障害者支援事業を行っている他の団体(NPO法人み・らいずさんとNPO法人JAEさんと一緒に年に2回トップマネジメント研修というものを行っています。

 研修の内容は、普段目の前の業務に追われている各事業担当者を外界から遮断し、長期の目標を立て、現状の問題を整理し、その上でアクションプランを立てる、というものです。

 学生達は二泊三日中、連日夜中の三時や四時まで議論し、プランを作成していました。

 私は職員になってから初めて参加して、半ば一緒に作業をしましたが、いや〜、二十代も後半になると寝不足が身体にこたえます。。。帰りの車中で立ちながらこっくりするぐらい。。。

 その中で、個人的に一番考えたことがあります。それは、「必要とされているのに取り組めていないことに新しく取り組むことの楽しさ」です。

 研修の中で、当会で今考えている低所得層への支援プログラムを考えるチームに少し入ったのですが、多量にこれから考えるべきことが見つかりました。

 おそらくアクションプランを考える前段階の話ですが、低所得層とはどの層を捉えるのか、どういう方法が当会の資源を有効に使えるのか、財源はどうするんだ、など。

 私は福祉学科卒です。しかし恥ずかしながら福祉の原点ともいうべき「貧困」ということに対して真剣に取り組んだことはありません。

 ブレーンヒューマニティーで働くことになって、いわゆる典型的「福祉っぽい」ことには関わることはないんだろうなぁと思っていたので、正直今楽しみです。

 元々担当する業務を行いつつ、どこまで関われるのはわかりませんが、学生たちが、自分たちが「出来そう」なことに終始せず、また単なる自己満足ではなく真に社会に必要とされる取組ができるよう、私もフォローしてきたいと思います。(さかがみ)