あの人は今(Ⅱ)

brainhumanity2005-10-11

先日の橋本に続き、今朝はOBの水垣慶太が事務所にやってきたので、ちょっとご紹介する。彼はレクリエーションイベントを中心に当会活動に従事していた。現在は、某自動車メーカーに勤め、頻繁に海外出張するなど多忙な日々を過ごしている。いろいろ話を聞いていると、業界の最新技術についての話や、仕入れ等においてウン百億円のお金を扱っていることなど、今の私の仕事からは到底想像もつかないような言葉が次々に出てくる。ただ一方で、仕事の規模や短期間でのジョブローテーション等により、なかなか自分の仕事に対する成果が感じられにくいとも言っていた。本当世の中にはいろいろな仕事があり、それぞれ一長一短があるもんだなと考えさせられるひとときであった。(写真左、BH10周年Pのもの)
上の話に関係してもう一つ。帰宅直前に、とある学生と就職について少し話す時間があった。彼は3回生でこの秋より就職活動が始まるということで、自分のやりたい仕事を模索しているとのこと。そう言えば6年前、私もとても考え、活動もせずに布団の中で一日中悩んでいた覚えがある。しかし、もちろん布団の中で考えても見つかるものでも生まれてくるものはない。「やりたいこと」について行き着いた答えとしては、自己分析及び企業分析をし、希望した企業に就職できたとしても、まだ5合目ぐらいで、あとの半分は結局は入って仕事をして感じてみないと分からないということ。とにかくやってみて答えが出る。半分は運的なものなのである。そう考えると、結構気が楽になり、積極的に活動を続けることができた。とは言えども、前者の自己分析や企業分析ももちろん重要であり、長い人生において自分を見つめ直すいい機会であることは否めない。とにかく気を張りすぎず、自然体で活動に望んでくれればと思う。(よりお)