キャンプ3日目

 キャンプは後半戦。今日は、子どもたちは午前中から昼食のための自炊。屋台風に焼きそばや焼きめし、フランクフルトなどを作っている。相変わらず、スタッフはがんばっている。昼食の準備が遅れ、予定が押すようなこともあったが、実行総責任の的確な判断により、大きな混乱もなく、プログラムを変更。 夕食は、1000年に一度、開店するという幻のイタリアンレストランでの食事。メニューは、パスタ、ミネストローネ、そして粉からスタッフが手作りしたピザ。どれも非常においしく、子どもたちはお代わりしていた。イタリアレストラン風に装飾された店内では、ナプキン風のバンダナを巻いたにわか給仕達がお客様をご案内。客席には一人一人、ネームプレートが置かれており、フォーク、スプーンもセッティングされている。そして、照明代わりのキャンドル。その演出は、実に細部にまでこだわっていた。しかも、食事中にはマジックショーなども行われ、楽しい夕食となった。 その後、日も落ちてあたりが暗くなった頃、子どもたちはスタッフに誘われ、ダンスパーティーへ。ここ数週間に渡って練習を続けていたといわれるスタッフの巧みなダンスが披露され、子どもたち、リーダーも一緒に踊る。 ほんとに凄いキャンプだ。ここまでこだわりのあるキャンプをいままで見たことがない。スタッフのこだわりとねばり強さに、大きな敬意を覚える。(のじま)