号外

 号外がでるような事態は、当然ながらものすごく嬉しい事かものすごくショッキングな事か、どちらかです。 朝、池田の小学校で起きた児童殺傷事件。1時間に1人ずつ死者が増えていくという状況の間、事務所では学生スタッフ達が論議を交わす光景が続きました。 教育という「人間を育てる作業」を業としいている者として、みんな感じるところはさまざまだろうけど、きっと大切なのは、これを他人事で済ませず自分の問題として引き受け、考えるのをやめないことではないでしょうか。「人間であるということは、自分には関係のないと思われるような不幸な出来事に対して忸怩たること。自分の石をそこに据えながら、世界の建設に加担していると感じることだ。」 深い祈りをこめて。(近藤)