精算払いの助成金について

 昨日は近藤事務局長が助成金について書いていたので、今日はその続き。 近藤事務局長の区分とは別に、助成金の支払方法については2つの方法がある。一つは先払い、もう一つは精算払い。昨日、書類審査を通過した助成金は、精算払い。つまり、事業を行った後に、かかった費用を精算して助成金をもらうというもの。つまり、一度は自分たちでその資金を立て替えなければならないのである。 今回、当会が申請した助成金額は90万円。ということは、事業を行ってから、助成金が支給されるまでの間、当会では90万円の資金を立て替えなければならないのだ。うーん、なんだかおかしい。そもそも、90万円も立て替える資金があれば、助成金なんか申請しなくてもよいのに・・・。確かに、助成する方から見れば、精算払いの方が安心なのだが、結局、精算払いであれば、それほど資金に困っていない団体しか申請しないし、本当に資金が必要な団体は申請すらできなくなるのだ。制度を作るのはいいが、その制度を本当に活かすためには、受益者の側にたった配慮が必要なのかも知れない。(のじま)