みんなで力を合わせてがんばろう!という妄言
「みんなで力を合わせて頑張ろう!」という言葉を聞くといつも違和感を感じる。
三人寄れば文殊の知恵は、「特別に頭の良い者でなくても三人集まって相談すれば何か良い知恵が浮かぶものだ」
という意味だし、三本の矢の教えとかもある。
なのでみんなで力を合わせるということ自体に否定的なわけではない。
もちろん1人では生きてはいけないし、私もいろんな人に助けられながら生きている。
ただ、むやみやたらに「みんなで力を合わせよう」と教え込むことには疑問を持つ。
可能ならばまず困難は1人で乗り越えたほうがいいと思う。
がんばってがんばってその困難を乗り越えようとしたほうがいいと思う。
それでも難しい困難は複数人で乗り越えればいいと思う。
みんなで力を合わせる前に考えることが山のようにあると思う。
悟空は困難を前に努力してスーパーサイヤ人になって、
それでも困難な敵にはフュージョンをして対抗している。
ルフィーだって努力のシーンは省力されがちだか、
旅立ちの時に近海の主を1人で倒せるレベルまで努力をしている。
1人の限界を知って仲間を集めているのだ。
なのできちんと教えるべきだと思う。
みんなを力を合わせる前に極力自分でがんばりましょうと。
でも、それで乗り越えれない壁があるのならば、それを乗り越えることができる能力を持った仲間を集めようと。
なのでふとフリスペで1人で困難に立ち向かっているやつを見ると応援したくなる。
みんなで協調して無理だよねと言ってるやつよりも、1人で黙々と困難に立ち向かってるやつを見ると応援したくなる。
口には出さないが心の中で思う。
別に失敗してもいい。
本気に失敗には価値がある
そこから学ぶことも多い
だから今は目の前の困難に必死に立ち向かえと
心の中で応援している
がんばれと
松本