ベクトルは一緒のはず

最近学生と接していると、最終的には「なにかあれば職員がやってくれるんでしょ」みたいな風潮があるような気がしている。
少し前まで、「BHは学生に厳しい」と言われ続け、
学生が離れていくそんなことを見て、「もう少し援助的な対応をしないといけない」と言われてきた。

職員間の中でも、「それでもBHと言えるのか」という葛藤ありながら、
しっかりと議論して多少の業務を引き受けたり、そうやって一緒にやってきた。

ただ、そういことからか、上記のような考えが出てきているのかもしれない。

それぞれに役割があるので、役割に対する責任や関りが違うのは理解できるが、
最低限の子どもに何かを届けるという責任はしっかりと持ってもらいたいと思っている。

しんどいこともつらいことも何かチャレンジすれば当然出てくると思う。
ただ、最終的には誰かが何かをしてくれる、助けてくれるという感情を持ちながら、
チャレンジしても適当になるだけだし、自分も成長もできない、時間がただ流れるだけの結果になると思う。

子どもに対する責任は職員も学生も平等だ。
このベクトルだけは一緒でないといけない。

誰かがかなり大半の量を占めていたり、違う方向を向いていたりしたら、きっとそのイベントはうまくいかないんだろうなと思う。

もちろんネガティブな要素もたくさんあると思うけど、
そんなことを考える暇もないくらい、
本気になって、熱量をもって、まずは取り組んでみてほしいと思う。

「適当になっていないかな?」
「これで本気って言えるのかな?」
「子どものためになるのかな?」

業務に終われると本質を失うことも多くなると思うので、
少しブレイクする時間もとってみてください!

(片岡)