BHの同窓生は意外とこのブログを見ているという話
ゴールデンウイークが終わった。
次に訪れる祝日が7月17日だなんて考える暇もなく、実家の扉をあけた途端に飛びついてくる飼い犬と同じ要領で、目の前の仕事が一斉に襲ってくる。
この連休、休みらしいことといえば、何人か大学時代(実はそんな時代があった)の同級生には会うことができた。
同級生といっても大学にはほとんど行っていなかったので、BHで一緒に戦った同い年の学生という表現が正しい。
今でもそうだが、学生時代の自分は気を許した人に対してとことん甘い性格だった。ろくな人間ではなかったように思うし、本当に色々な面で迷惑をかけた。
そんな奴と今もまだ会ってくれる人がいるのだから、大切にしていかなければと思う。
今回、久しぶりに会って話してみて何か「変わった」という感覚を受けた。
もちろん、宇宙人みたいなやつは宇宙人みたいなままだし、パン君みたいな奴は、まだまだパン君だ。
※貶しているわけではないし、差別的な意味は全くない。
今回仕事の話は一つも出なかったし、誰かが結婚したわけでもない。
ただ、全体として雰囲気が落ち着いたように思った。
もう一度言うが、宇宙人みたいなやつは宇宙人みたいなままだし、パン君みたいな奴は、まだまだパン君だ。
ただ誰も何も言わないが、それぞれ休みが日頃大きな何かと戦っているのだ。
なぜかそんなことを感じさせられた。
別にだからと言って「すげえな俺ら。」ともならないし、「もっと頑張ろう!」ともならない。
せいぜい
「あ、お宅もですか。大変ですね。」くらいのものだ。
でもそれが妙に心地よく、不思議な感覚になった。
もしかしたらこれを「大人になった」と呼ぶのかもしれない。
だとしたら、「大人になる」というのは、悪いことばかりでもないのか。
また会いたい人が増えたので、次の祝日でも調べてみよう。
(おかたく)