しないといけないこと

「○○しないといけない」という言葉は、小さい頃から何度も聞いた。

これは僕がしつけに厳しい家庭で育ってきたからかもしれないが、基本的には誰しもが言われたことがある言葉のはずだ。

だけど、「○○しないといけない」は絶対ではない。

様々な状況によって「○○しないといけない」は変化することがある。

年齢や、所属先、TPOによって、「○○しないといけない」は「○○してもよい」や「○○しなくてもよい」に変わる。

もちろん逆の場合もある。

最近「もっとちゃんとしないといけないなあ」と思うことが増えた。

特に、もともと親しい友人が旅行を頼んでくれた時に、「お客さん」としてちゃんと接することができていないことへの気持ちである。

もちろん、親しいからこそ融通を利かしている部分もあるが、お客さんである以上、ちゃんとしないといけないと思うのだ。

というかそもそも「ちゃんとする」の「ちゃん」ってなんだ。
どうゆう状態なのだろう。

http://www.akatsukinishisu.net/kanji/kichin.html

「ちゃんと」の語源は「丁度」と同じものであると考えられ、またその原型は「丁と」に関係があったようです。
「丁と」には、「物が激しくぶつかり合う音を表す語」「激しくにらみつけるさま」「力強くかみ合ったり、しまったりするさま」「整然としているさま」という語義があるようで、つまり「ガチャン!と音を立ててぶつかり合う」「がっちりとかみ合っている」というイメージが、「ぴったり合わさっている」「きっちりとしている」へと発展したものと思われます。

旅行という商品は目に見えない部分が大半を占める。

お客さんのイメージしているものと、「ぴったり合わさっている」ように精進せねばと思う今週の始まり。

(おかたく)