チャリティーをやる意義

今週月曜日から1週間限定でJAMMINさんというファッションブランドとコラボし、ブレーンヒューマニティーのチャリティーグッズを販売しています!

お陰様で、開始から4日間で22個のグッズをご購入いただきました。
また、多くの方から「シェアしたよ」や「ブレーンヒューマニティーのTシャツじゃないけど購入した」という様な声をいただきました。

今日は少し裏の話ですが、
なぜブレーンヒューマニティーがチャリティーをやるのかということを書いてみようと思います。

私が入社してすぐですが、ブレーンヒューマニティーの財務記録を見ていた時に、
「BHはNPOなのに寄付が少ないね」という話を出たのを覚えています。

たぶん職員全員が思っていることかもしれないですが、寄付という不安定な部分に職員の力を注ぐよりも、
自主事業や委託事業に力を注いだ方が効率が良いと考えているからだと思います。(CFCくらい組織的にやれば別だと思いますが)
それは私もそう思っています。だからこそ、寄付を積極的に実施してこなかった20年間だったのかと。

ただ、ブレーンヒューマニティーも少しずつですが、変化してきています。もしかしたら社会が変化していて、変化しないといけない状況になっているのかもしれません。

卒業生なら分かるかもしれないですが、
ブレーンヒューマニティーが作り出す独特の雰囲気があるからか、閉鎖的な部分も多く、外部と連携していくことはとても少ないです。
ここ数ヶ月ですが、自分も役職をいただいて、外部の人と会ったり、研修を受けたりしながら、
もっと他の団体や人と一緒になって活動が出来ないのかと考えていました。(たぶん1年前ならきっとそんなことは思っていないと思います)

そんな時にJAMMINさんにこのチャリティーの話をいただきました。おそらく、いつもであれば、「別にいいだろ」と断っていたと思います。
ただ、ブレーンヒューマニティーのイメージを変えていけたらなと思い、自分がやるからやってもいいですかと実施することになりました。

今までそんな事をしたこともないので、当然ノウハウもなく、JAMMINさんにフォローしてもらいながら、今日まで来ました。

個人的には、寄付額がどうだとかそういうのは、そこまで重要じゃなく(お世話になったJAMMINさんには申し訳ないですが)、
こういう活動を通して、ボランティア同士が事務所で「あのデザイン可愛いよね」という話題になったり、
OBOGの方が、おそらく長年忘れていたブレーンヒューマニティーのことをもう一度知ってもらえたりするきっかけになれば、それで十分なんだと思います。(久しぶり連絡とって、年末会おうとか同窓会しようとかいう流れになっても嬉しいですね)

年間で800名近くの学生が関わり、卒業生は1万人以上になりました。
その1万人がブレーンヒューマニティーのことをもう一度思い出して、
関わっていた子どものこと、今でも活動をしている学生たちのこと、これからの日本の子どもが育つ環境のことを
考えるきっかけになれば、きっとそれは、寄付額以上のものすごいインパクトが生まれるのはないのかと思っています。

仕事もバタバタで、広報もあまりできていないですが、またお時間ある時にページをチェックしてみてください!

(片岡)