今日からマレーシアです!!

今日から中高生マレーシアワークキャンプの引率でマレーシア・ボルネオ島に行ってきます!
このワークキャンプは10年以上前から行われていて、私も何度も引率しています。
その度に思うのは、もし私が高校生の頃にこのワークキャンプに参加していたら、もっと違った人生を歩んでいたのではないかということです。
毎回、このワークキャンプに参加する高校生、中学生の姿を見ているとそんなことを強く感じます。
おそらく高校時代というのは、人生のなかで最も選択肢の多い時期だと思います。
高校を卒業して就職するのか、進学するのか、それとも留学するのか。
就職するのであればどのような仕事に就くのか。
進学や留学であれば、どこで何を学ぶのか。
無数の選択肢があります。
そのような段階で、様々な考え方や価値観に触れることはこの上なく大切なことだと思います。
私も中学や高校時代には、学校から語学研修と言うことで、カナダやニュージーランドに行く機会がありました。
ただそれらの国々は文化や環境は異なるものの、どちらも先進国であり、日本の生活と大きく異なることはあまりありませんでした。
でもこのワークキャンプは日本の生活や文化とは全く異なった環境下で1週間を過ごします。
ボルネオ島の山奥の人口100人程度の小さな村。最近まで電気も水道も通っていませんでした。宗教も多様でイスラム教徒とキリスト教徒が約半分ずつ。
日本では仏教や神道キリスト教の考えや文化、習慣などに触れることはありますが、イスラム教に触れる機会はほとんどありません。それだけでも大きなカルチャーショックです。
そんな中で高校生、中学生は約1週間ほど、ホームステイをして過ごします。その中で、彼らは自分たちが当たり前だと感じていることが必ずしも当たり前ではないことに気づきます。
そして、大きく視野を広げ、成長する姿が日に日に伺えます。
もし、私が高校の時にこんなプログラムがあれば、本当に違った生き方をしていたのではないかと思います。
たった1週間ですが、それだけのインパクトがあるプログラムだとおもいます。
これから1週間、私もボルネオの山奥で過ごします。中年になった私にはなかなか過酷な環境ではありますが、がんばってきます。(のじま)

▼こちらから現地の様子をご覧いただくことが可能です。
http://d.hatena.ne.jp/malaysia06/