上司は仕事の仕入れ先

今年から昨年後輩が担当していた仕事を引き継いでやっている。

昨年は初年度ということもあり、とても大変であったとは思う。
諸々の機関との調整、資料の作成など山の様に業務はあったはずだ。

だが、過去の資料などを見ていて、正直驚いた。

資料はとてもきれいに残されているし、1つずつの資料の質がとても高い。
打ち合わせの記録もすべて残されている。

本来ならここは先輩らしく、2年目として成果にこだわり、1.5倍くらいの効果を出していきたい所だが、正直後輩が作った資料に自分色に着色しているだけだ。(爆笑)
なかなかやるなーと感心させられ、負けてられないと今、野心に燃えている。

自分が新入社員の時は、当然だが新入社員研修なんてなかった。
1人の職員として、縦割りの業務こなさないといけなかった。電話の取り方などのマナーやビジネスマンとして本を何冊も読んで勉強した。
そこで書かれている本で今でも覚えていることは、「上司は仕事の仕入れ先だ」ということ。上司の仕事はどんどん奪ってやるということ。
BHだとあまり一緒に仕事をやることはないが、「これ誰がやろう、、」などの仕事は率先して引き受けていくようにしていた。どんなに自分の仕事が一杯でも余裕を持って、「それやりますよ」というのが良いのだと。当然しんどいことも多いのだが、それをこなせば、自分の力となり、また上司から認められるようになるのだと書いてあった。

自分も最初の頃は社長に怒られまくったし(今でも適当にやって怒られているが)、身体的にもきついときも多かったが、この言葉を信じてやってきた。力がついているのかは謎だけど、なんとか3年間食らいついて来れたのは、そういう気持ちでいれたからだと思う。

今学生を見ていても、本当にそういう姿勢がとても大事だと感じる。業務は膨大だと思うし、当然しんどいことも多いのだが、めんどくさいなと思うことや、宙に浮いていることを率先して「自分がやるよ」と言ってみてほしい。会議の議事録とるとか、サイボウズに予定登録するとか佐一緒は雑用みたいな事からでもいい。そういうことの繰り返しで、先輩や職員の見方は劇的に変わる。そこまで大きな変化ではないかもしれないが、見方が変われば、環境が変わってくるはずだ。是非、挑戦してみてほしい。

(片岡)