なんかもうよく分からない関係・・・
愛人の話ではない。
もちろんお仕事のお話だ。
今週は事務所にてお仕事。
粛々と仕事をしていると、とある行政関係者から電話が鳴った。
出た瞬間にすぐに違和感を感じる。
「かずきさんあれ今週お願いできますか?」
「・・・!?」
このブログでも何回か登場している、
このブログをチェックしていただいている役所の方からだ。
先週お会いした時に、学生が自分のことを「かずきさん」と呼んでいるのがバレてしまったからか、
なぜかもう当然の様に使用してくるあたりが、ごくごく自然すぎて、
つっこめず、電話を切った後に、少し反省した。
また1ついじられるネタを捕まれてしまったと思いながらも、
またここでこんな内容を書くことでいじられるのだろうと思ったりもしている。
そういう行政関係者とも楽しくお仕事をしている中で、
今週また新たにおもしろい出来事があった。
遠方で打ち合わせを終えて、
行政の方と一緒に電車に乗って帰る時に、その出来事は起こった。
正直、人見知りなので、
普段なら「すいません。少し1本電話してから帰ります。」と遠慮さを出し、
近くのコンビニとかで時間をつぶしてから、帰るのが当然なのだが、
今回は、電車がローカルすぎるからか、
1本逃すと、20分後になってしまうこともあり、帰路を共にした。
ぎこちない会話から、共通の話題を探り、
大学時代にキャリア教育のボランティアで培ったはずのコミュニケーション能力と傾聴力を存分に活かし、
相手の懐に飛び込んでいった。
幸い、その方もサッカーをしていたことが、すぐに分かり、
話はとぎれることもなく、楽しい車中を過ごすことができた。
そんな時、ふと聞かれた言葉。
「高校はどこやったん?」
これが運命を狂わす。
「公立なんで知らないかもしれないですが、○○高校なんですよー」と返答すると、
「まじで!?俺も同じなんだけど!!!!」
「・・ホンマですか?」
感情がないと言われ続ける自分も正直かなり驚いた。
「ということは・・サッカー部の後輩か!」
お互いの卒業年度を確認し、話は進んでいく。
自分の先輩がその方の後輩であること、
共通の知り合いの先生がいること、
学校で起こった珍事件の真相、
先生のうざい癖の話など・・・
その後は盛り上がり、最初に危惧していた気まずさもなく、楽しい時間を過ごすことが出来た。
一番最後に言われた言葉が印象的だった。
「仕事はビジネスでのお付き合いだけど、終わったら、先輩後輩で接するな。」
後日の打ち合わせの後でも、
楽しく会話をして一緒に帰るほど、とても新鮮な関係でお仕事をしている。
個人的に、行政の方と一緒にお仕事をすることが多くなってきて思うで、
かなり個人的な観測値でしかないが、
一緒になって、真剣になってくれる担当者の方が、
会議でもおもしろい発想もでてくるし、
自分たち独自でやっているよりも、いろんな視点が加わり、
成果としても高くなっているのではないかと感じている。
今までの活動を反省し、今後もさらに良い場を創っていきたいと
モチベーションがかなり上がった1週間だった。
(片岡)