ローカルな地域でこそ

今日は当法人が行っているキャリア教育事業の打ち合わせで京都府の郡部の学校に行ってきました。
丁寧に地域の歴史から教えていただき、昔は全国で4つある農学校としてスタートしたとのこと。
学校の玄関には、大きな農耕具が飾られてあり、甲子園10個分ほどの土地を昔は耕していた時代もあったそうです。

ただ、今では生徒の人数も減り、膨大の土地の割には閑散とした雰囲気でした。

高校を卒業するとほとんどが地元の会社などに就職することが当たり前になっているので、
もっといろんな選択肢を与えてほしい!そんな先生の熱い思いのこもった打ち合わせでした。

昨年も思いましたが、こういう地域でこそ、キャリア教育や学校外教育を実施しやすい環境であってほしいなと思います。

もしこうゆう地域を見捨て行けば、都心部との教育格差はどんどん広がっていくでしょう。
自分の力だけでどうこう出来る問題ではありませんが、少しでもこういう問題の解決に関わっていきたいと思います。

そういう断固たる思いで、今日も3時間に2本くらいしかないバスを利用し、片道2時間半かけて来ています。
打ち合わせの時間がかなりバスの微妙な時間に終わったので、帰りは少し贅沢を。
NPO職員のランチにしては、本当に贅沢しすぎました。。。(猛省)

片岡