困難に立ち向かうこと..

今週はキャンプへ行ってきました。
昨年は委託系のキャンプだけだったので、なんだかんだでBHのキャンプへ行くのは初めてです。
自分が学生の時に一緒にやっていたメンバーや昨年レクリエーション事業部で一緒だったメンバーと共に参加することになっていたので、とても楽しみにしていました。

しかし、このキャンプには事前にたくさんの困難があった様に思います。
それを1つずつ乗り越え、何とか迎えた当日。
当日もたくさんの壁がありました。

そんな中で誰一人自分本位な行動なんて起こさなかったのがとても心動かされました。
全員が「子どものために!」と行動していたからこそ、今回のキャンプは無事に帰ってこれたのだと思います。

初日の自炊で使用した食器をスタッフは3日目まで洗い続けました。
リーダーは2つに別れたテントを何度も往復し、全員が寝た後もテントの外で子供たちを見守っていました。
テントサイトから施設までの距離が長かったので荷台を2つ同時に押しながら移動している人もいました。
朝誰よりも早く起きて、夜に使ったキャンプファイアーの片付けに1人で向かった勇者もいます。
連日寝れなくても、子どもの前ではとてもハイテンションになる今回のキャンプの主役もいました。

彼らを突き動かすものは何なのか。。。
全員が1つの目標に向かって動くということはこういうことなんだろうと思いました。
誰かの指示を待っていたり、自分のやりたいことを優先したりする人がいれば、きっと子どもたちはここまで笑顔にならなかったのだろうな。
この状況で誰かが愚痴を言って、サボってしまえばそこで終わっていたんだろうなとも思います。
久しぶりに同じ目標に向かって全員が動いているそんなとてもしびれる現場にいました!!

自分はといえば、子どもにいろいろと教わってばかりでの3日間でした。
でも、そんな中でも少し子どもの変化に立ち会えたのは本当に良かったです。

私に怒られてばかりの子たちが最終日の早朝、テントでこんな話をしていました(私は寝たふりをしていまいた)
「昨日まではリーダーに怒られっぱなしだったから、今日は怒られないように頑張ろう!」

そんな彼らの行動は明らかに初日と違っていました。
キャンプデューティーの時に年下の子が片付けをするのが遅く、全体に迷惑をかけている時に、朝頑張ると主張した子が年上の子たちに言いました。
「僕らは年上なんだから、年下の子の手伝いをするのは当たり前だ!ぼくらもきっとそうやってお兄ちゃんに助けてもらってきたんだから」

キャンプ初日は他の子の手伝いをまったくせず、自分のことを優先していた子がこういうことを言うなんて思いませんでした。
少しかもしれないですが、人の気持ちを考えれるように成長したのかなと思います。

こういうキャンプに携われたことは本当によかったなと思います。
学生たちがつくったキャンプが、子どもの心を変えて、成長する機会となっていることを本当の意味で体感しました。

みんなお疲れ様!!
こういうキャンプが今年の夏も多く続いてほしいなと思います。

(片岡)