自利利他

ついに今週最終回4回目のブログとなりました。

・職員でのボーリング
・エクセルについて
・絶滅動物について

当法人とはまったく関係なく、ましてや今日の事務局でもない内容を書き連ねてしまったので、
今回は少しまじめな内容でお送りしたいと思います。※結局今日の事務局とは関係ありません。

私が通っていた高校では毎朝般若心経を唱え、学校長から暗示を受けていました。
6年間般若心経を唱えた続けた私は今でも法事の際に般若心経が聞こえてくると一緒に口ずさんでしまうものです。

さて、そんな校長がかつて暗示で言っていた言葉があります。
『自利利他』を目指しなさい。
おそらく仏教用語だと思われますが、内容はとてもシンプルで意味が深いものでした。
『自分の利益になることが、他人の利益になるような活動をしなさい』

他にも2つの道を紹介されました。
・『自分の利益にはなるが、他人の利益にならないこと』
これは「愚者の道」である。この道にだけは絶対に進むな

・『自分の利益にはならないが、他人の利益になる』
これは「福の神の道」である。相当な覚悟がないとできない。

働いているとよくこの言葉を思い出します。

社会的な課題を取り扱う仕事だからこそ、
そこで自分が雇われて働いているからこそ、この言葉を強く意識してしまうのかもしれません。

ボランティアをすることもこの言葉につながります。
支援される人もハッピーになる必要があるし、支援する側もハッピーである必要があると思うのです。

そのバランスが崩れてしまうと支援者の自己満足にもなるし、支援者が心身を崩す可能性、支援される側も望んでいない支援を受けてします可能性もあります。

仏教のように悟りをひらくレベルまで達しませんが、この言葉を忘れずに日々働いていければと思います。

松本