祖父母に会いに

今日の午前中までお休みをいただき、息子に自分の母方の祖父母に会わせに行きました。チャイルドシート縛り付けの刑でしたが、4時間耐えてくれました。

まだ2歳なので、会いに行ったといっても会話ができるわけでも愛想を振りまくことができるわけでもなく、祖父母の家の中でいつも遊んでいる電車や車を広げ遊んでいるだけ、そして祖父母もそれを見ているだけです。「だけ」とは言うものの、その時間がどれだけ尊いものか、最近はなんとなくよく分かるようになってきました。

自分が子どもの頃から、行くと必ず用意してくれた森永のキャラメルを、息子にも用意してくれていました。私にくれた頃より少しゆっくりになった祖父の手の動きに、涙が出そうになりました。そして家の奥から引っ張り出してきてくれた、消防車のトミカ。埃をかぶったその1台の小さなトミカが、世代を繋いで息子の手に渡りました。ずっと大切にしてほしいなと思います。(鶴巻)