目指すこども像

 今日午前はお休みをいただき、個人的に参加している某市の子育て会議に参加。いつも朝一の時間帯なので、2人の息子を送ってから向かうと開始時間ギリギリとなります。今日も社会人としては失格の2分前到着。当然他の委員の方々は着席されており、「最後の委員も来られたので開始します」と完全に私待ちの状態だったようです。
 本会議では、子育てに関する市の取り組みついて協議し、今は全市的に送付するアンケートについて検討中です。内容的には今の仕事とリンクしていますが、本会議では二児の父親と参加しているので、何も気にすることなく思ったままの発言をできます。子育てに関する産学民官の意見を聞けるのも、自身にとってはとても刺激を受け貴重な時間となっています。
 さて、取り組みやアンケートについて協議する前に、市として目指すこども像を考えようというものでした。他市でも青少年育成計画を考える会議の委員を務めましたが、その時も「どんなこどもを増やしたいのか」という目指すこども像がなかったのを思い出します。時間の関係上、話だけが前に前に進んでいきました。どうしても今の活動、今あるものをどうするか、目的に向かっての手段についてすぐ考えがちですが、特に公の機関としては尚更のこと、何を目指していくのかはしっかり示し発信してほしいものです。
 今日は一委員が作成した案を元に議論しました。「どんな子ども」をとなると、どうしても抽象的な言葉が並んでしまい、その市の独自性やメッセージが込めにくくなってしまいます。そこで敢えて、このご時世を歩んでいくこども達へのメッセージを込め、言葉はまた精査するとして「生きる力」「つかみとる力」「多様な中で選択する力」「困難に立ち向かう力」というニュアンスの内容を入れてもいいのではないかと思い提案しました。場の空気的にはポカンとした感じで、一意見として受け止めるということでしたが、やはり一般的な柔らかい言葉だけでなく、一文でもいいので本当に必要とされる力、積極的な言葉をメッセージとして入れた方がよいのでは思っています。そんな感じで、毎回楽しく参加しています。
 明日からは3連休。妻が2日間仕事のため、私にとっては平日以上にエネルギーを要する3日間となりそうです。2人の息子と遊び、あっという間に過ぎていくことでしょう。35歳リーダーとして、動き的には省エネ活動を心がけ、気持ち的には目一杯楽しみます。(きたむら)