次から次へと

 今朝、昨夜遅くまで準備にとりかかっていたマレーシアキャンプの前期チームが出発しました。ほっと一息、をつく間もなく、次はマレーシア後期、フィリピンの書類チェックが続きます。
 今日は、自身のパスポートを取りに尼崎へ、その後すぐに垂水の会議に出席し、9月夏祭りの業者打合せに入り、終わり次第すぐに事務所に戻り、夜まで国際キャンプの書類チェックを延々と行いました。さすがに3つの同じような書類を見ていると、頭がかなり混乱してきます。特にフィリピンキャンプについては、私も数年前に引率し、多くのことを経験しました。国内キャンプやマレーシアキャンプにはない面も多く、引率職員として判断を問われる日々でした。
 「現地住人のご厚意で生水を勧められたらどうするか?」「広いホームステイ先一帯をどのように管理するか?」「現地NGO団体との連携でズレはないか?」など。参加者には、思いっきりフィリピンという国を味わい、現実を見て欲しいという思いの反面、それは時としてリスクを伴うこともあります。特に「貧困」というテーマのもと、学習要素を含めた中高生プログラムとして、「リスク」と「学び」の天秤を常に考えながら行動していた気がします。参加者の「安全面」と「健康面」に最大限の配慮をしながら、その中でも生のフィリピンを感じてもらえるよう、当法人としても取り組んでいければと考えています。(きたむら)