深夜の怒鳴り声

深夜0時。
「そこの2人、立て!!」
誰もが一瞬にして凍りつく怒鳴り声。
驚き、思わず立ち上がる学生2人。
そーっと後ろを振り返る。
一体自分たちが何をしたというのか、、。


ブレーンヒューマニティーでは、多くの学生たちがイベントや事業の準備に取り組み、日々、事務所は大賑わいです。優に50名は超えているでしょう。特に夏などは、100平米に100名の学生が存在し、床がいつ抜けてもおかしくない、大変な状態となっています。
子どもたちに最高のものを提供したいということで、夜遅くまで作業している者も珍しくありません。以前はかなり遅くまで残っていた者もいますが、それは良くないということで、強制的に夜間は事務所を閉めるようになりました。それでも終電間際に、「あと少しだけ」ということで残っている学生もいます。そこで帰宅の促しとして、まず「蛍の光」を流し、それでもまだ残っている時間帯には、怖い怒鳴り声が流れる仕組みになっています。その「怒鳴り声」の正体はと言うと、とある学校の先生が叱っていた声を、勇気ある学生がボイスレコーダーに収めたもののようで、かなりの迫力です。これを聞けば大概の学生は帰っていくでしょう。
今日不運にも残っていた学生たちは、このことを知らず、深夜を迎えてしまったという訳です。頭上のスピーカーから、その声を聞いた瞬間、パソコン作業をしていた男女2人は、シンクロをしているかのように、綺麗に揃って立ち上がりました。凍りついた彼らの顔は、今でも忘れられません。効果は覿面ですが、寿命が縮まる恐れもあり、少し変えた方がいいかもしれないと思い出しました。
さて、明日は、新入生を迎える毎年恒例の「フレッシャーズキャンプ」の日です。今回も200名近い学生が、千刈キャンプを埋め尽くすことになりそうです。昨年から、私も長男を連れ参加するようになりました。長男は、既に今月頭にも千刈に行っており、今回が5回目。キャンプデビューする頃には、リーダーより経験値のあるプチリーダーになっているのは間違いなさそうです。(きたむら)