震災1年に思う

去る3月11日で東日本大震災から1年を迎えました。すべての被災者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。
あの日以来、私たちの同じ災害被災者として、一人でも多くの被災者の方々のお役に立てるよう全力を尽くしてきました。しかし、この被害の大きさの前に私たちの無力さを痛感する日々でもありました。
ただ、微力であるとはいえ、そのわずかばかりの力すらも出さないとすれば、阪神・淡路大震災の被災地で17年にわたり被災した子ども達の支援を続けてきた私たちの存在意義そのものを否定することであろうと思います。震災から1年にあたり、この1年間に私たちが行ってきた震災支援の取り組みをご紹介したいと思います。

被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクトへの参画
震災直後から能島がその幹事を務めるとともに、当法人の職員やボランティアを派遣し、その業務の一部を担ってきました。
ハタチ基金への参画
能島が代表幹事を務めるとともに、その参画団体として被災地の子ども達の支援を行っています。
一般社団法人チャンス・フォー・チルドレンの設立
一般社団法人チャンス・フォー・チルドレンを設立し、被災地の子ども達に学校外教育バウチャーの提供を行っています。
石巻復興ワークキャンプの実施
宮城県石巻市内の仮設住宅団地において被災者の方々とともに物置などを製作するワークキャンプを実施しました。

BrainHumanityでは来年度以降も、継続して被災地の支援活動を行っていきます。どうか皆さまにもご支援の程、よろしくお願いします。

なお、被災地の子ども達を支援するためBrainHumanityが設立した一般社団法人チャンス・フォー・チルドレンでは被災した子どもたちの学びや遊びの機会を保障するため、皆さまからのご寄付を募っています。是非、ご協力下さい。