マレーシア教育研修セミナー

土曜日ブログ担当の檀上です。今日のブログでは、先日私が参加させていただいてきた、マレーシア政府観光局主催『マレーシア教育研修セミナー』について触れたいと思います。

まず、当法人でマレーシアというと、2004年より毎年、ボルネオ島サバ州にて中高生や大学生を対象としたワークキャンプスタディーツアーを実施している国であり、今回もそのご縁で御呼ばれさせていただきました。(当法人の海外事業についての詳細はこちらから)

今回のセミナーでは、タイトルにもある通り、『教育』や『研修』の場としてのマレーシアを、各団体や教育機関の活動実績を交えながら紹介するといったもので、例えば、高校では修学旅行、大学ではスポーツでの海外遠征、一般企業では社員研修、旅行代理店ではホームステイなど体験型学習ツアーなど、現在のマレーシアでそれらを行う利点や展望をご説明いただきました。

そもそも、近年において中国を筆頭とするアジア地域躍進の根底にあるものは『教育熱』と言われており、マレーシアにおいても国家予算の20〜30%が教育関連に割かれているそうです。我が国の高度経済成長期を支えた頃の教育熱を思い出させますね。ちなみに日本の国家予算における教育関連費は5%程度です。

そのように、国をあげて教育に力を入れているうえに、日本に比べて物価が安いことも相まって(物価は日本の約3分の1で、マレーシアの私立大学の年間授業料が30〜50万円程)、近年では留学者数や海外提携校数が急増しているようです。

2020年に先進国入りするという国家ビジョン『ワワサン2020』実現のため、日々着実に進化を遂げているマレーシアをみなさんも是非訪れてみてはいかがでしょうか?

最後に、今回のセミナーで活動報告をしていただいたOADA株式会社のマレーシアでのプログラムをご紹介して終わりとします。(檀上)


レンズを通して見るマレーシア〜マレーシアの文化や自然を体験するホームステイと写真撮影プログラム〜