給与委員会

本日は当会の常勤職員3名の来年度給与を決める給与委員会が行われました。
給与委員会は当会の理事を務める学生の他に、過去に理事経験のあるOBや有識者の方にアドバイスをいただきながら進めていきます。
NPOは利益追求を目的としないので、例えば受益者が突然増えて収益が大きく伸びたときでもそれを給与やボーナスとして配分することができません。そのため、自分たちの働きをどう評価するか、どうやって給与を決定していくかということがNPOでは非常に難しくなります。
NPOは公共性が高いという観点から、当会では職員の給与は「行政職俸給表」というものを参考に決定していきます。
ミッションに対しどう結果を出したかということで、通常の企業と同じく自己評価を記入します。また、ここが大きなポイントかもしれませんが、学生主体の当会では、学生が職員を評価します。つまり学生が職員の給与額決定に大きな力を持っています。自己評価、学生からの評価を総合し、俸給表にどう当てはめるか議論を行います。
給与の仕組みを学生も学ぶことができ、社会勉強としてとてもよい機会だったのではないでしょうか。(鶴巻)