全行程終了

釜ヶ崎ワークショップの勝野達朗です。

1月29日30日の行程がすべて終了しました。参加者たちは、普段経験したことがなかったものばかりだったと思います。
その中で、戸惑いながらも釜ヶ崎の現状に目をまっすぐ向け、
「何が問題なのか?」「私たちは何ができるのか?」を必死に考えている姿がとても印象に残りました。

振り返り研修の最後の感想を話す場では、参加者みんなが異なった意見を持っていました。釜ヶ崎で感じたこと、こどもの里の子ども達から感じたこと、警察や行政に感じていること。
様々な視点を持ち、それぞれのレンズを通じて、感じ考えることを大切してもらいたいと思います。

今回のプログラムは、今後の行動へのきっかけにすぎません。
この釜ヶ崎での体験を通じて、直接自分で感じることの大切さを学んできました。日本社会には貧困問題だけでなく、様々な課題が存在し、その課題に取り組む方々が大勢います。
参加者それぞれが関心のある出来事に目を向け、直接触れ、自ら取り組んでいくことを切に願っています。

1泊2日間ありがとうございました。

釜ヶ崎ワークショップ2011
実行総合責任 勝野達朗