今更ながらの勉強

 当法人の職員は、それぞれ違った思いの元、今ここで働いています。(もちろん法人が掲げる理念には強く共感し、それを達成するために従事していることは間違いないのですが。)ちなみに私は、単純に「子ども」というキーワードでここに来ました。そのため、あまり「NPO」「社会貢献」「社会起業」といった言葉は意識することなく、今もそれ程拘りもなく毎日を過ごしています。そんな中、近日東京のとある著名社会起業家と会う予定になっていたこともあり、年末年始の空き時間を利用し、ふらっと立ち寄った書店でその分野の本を数冊買うことにしました。まだほとんど読めていませんので、これといった意見等はありませんが、当法人も社会課題に対して活動する団体として、従来の活動に加え、不登校児童支援や貧困撲滅プロジェクトのようなより社会課題性の高い事業への取り組みが求められると感じました。やはり他の事例を見ると、まだまだ東京や諸外国の活動と比べると小さく、インパクトが小さいと痛感せざるを得ません。そこは現在掲げる基本方針にも忠実に事業展開を考えたいと思います。
 ちなみに本を読んで驚いたのは、今年発表の先進国アメリカでの学生就職人気ランキング(文系)で、グーグルやアップル社といった超人気企業を凌いで、公教育を支援するNPOティーチ・フォー・アメリカ(TFA)」がトップとなったようです。有名大学の出来る学生は、有名企業の内定を蹴ってでもそちらに流れているようですね。この歴史的快挙は驚きです。(きたむら)