34歳の誕生日です

私事で恐縮ですが、今日で34歳になりました。18歳でこの組織の前身になる関学学習指導会を立ち上げてから早16年が経過しました。来年1月17日にはあの阪神・淡路大震災から15年が経過します。これまでの歩みをふり返ればあっという間だったようにも思えますが、一方で一つ一つの出来事を思い出せば数多くの場面が鮮明に思い出されます。
先週、開催された当会の理事会、総会では2015年までの当会の方針を定める中長期ビジョンの中間報告が行われました。そこには3つの柱として「原点への回帰とミッションの再確認」「限られた子どもからすべての子どもへ」「非日常から日常への展開」が掲げられました。
震災を契機にボランタリーな活動を展開してきた私たちにとって、この震災15年という節目は非常に大きなものでもあります。1995年の震災直後、私たちは震災で被害を受けた子ども達が中学校を卒業する2010年まではこの活動を継続しようと固く決意しました。その2010年が目の前に近づいています。私たちはこの節目を前にこれまでの歩みをしっかりとふり返りながら、これからの歩みをより確かなものにしたいと思っています。2010年の当会の歩みも、是非、応援をよろしくお願いします。(のじま)


下記の動画は神戸市の小学校の先生が震災後に作詞、作曲したもので、いまなお神戸の小学校では歌い継がれています。