淡路島でフィールドワーク

今日は当法人がひょうごボランタリープラザの助成を受けて
兵庫県ビジョン課と協働で実施している
「ひょうご未来塾」の活動で淡路島にある長澤という集落で
フィールドワークを行いました。


このひょうご未来塾というのは、大学生を対象に
様々な社会的な課題を解決するための政策提言を
行うことを目的としたもので、今年度は高齢化や人口減少などの
課題を抱える小規模集落の問題を考えるということで、
この長澤という集落にフォーカスを当てて調査を行い、
政策を提言しようとしています。


今日は、そのフィールドワークとして、
大学生とともに現地を訪問しました。


小規模集落といっても、
高速道路を使えば三宮からわずか1時間強で
到着します。


2時間ほど、村内を歩きながら村の様子を調査。
そして村の人々ともに懇談会を開きました。


事前のワークショップで大学生達は様々な予想や
質問を考えてきていましたが、
実際に村の人々の話を聞くと、
想像と大きく異なることなどもあり、
衝撃を受けていたようです。


夕食では村の女性方がカレーを作ってくださり、
それをいただきました。


私は翌日に仕事があったため、夜には村を離れましたが、
大学生達は今日1泊し、明日も村内の調査を行う
予定です。


机上の勉強だけでなく、実際に現地を歩き、
現地の人たちの話を聞く。
それが政策提言にとっても非常に大切なプロセスだと思います。
そしてそれはNPO活動でも同様です。
いくら自分たちの頭でニーズを予想し、考えても、
それには限界があります。
きっちりと事前に予想を立てながらも、
現場の人々に話を聞き、それを確認すること。
それによってより効果的な事業が開発できます。


村の人々のご協力、ご支援に感謝しつつ、
今回の大学生の学びがより深いものになることを
心から願っています。(のじま)