あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
昨年はサブプライム問題に端を発した全世界的な
景気後退など暗いニュースが続きましたが、
今年はよい一年になることを願うばかりです。
昨年、当会ではこれまでの事業を継続していくとともに
文部科学省の委託による小中学生の冒険教育プログラムや
中高生の居場所としての駄菓子屋の開設など
新しいプロジェクトを始動させました。
これまでになく激変していく社会の動きにあわせながら
私たちもその活動を柔軟に変化させていくことが
求められています。
私たちは、志を同じくするボランティアや支援者の方々の
サポートのもと、単なるサービス提供者ではなく、
社会の課題を解決していくこと、
そして社会変革を引き起こしていく役割を担っていると
考えています。
混迷する社会のなかで、その課題はより複雑で大きな
ものになっていくのだろうと思います。
特に経済的な格差の拡大は、子どもたちの生育環境にも
大きな影響をもたらすこととなります。
親の経済的な格差が、子どもの教育格差に連鎖していく。
それは途上国において、貧困が貧困を生み出すことの
モデルと全く同じ構造です。
私たちは、なんとしてもその連鎖を断ち切っていかなければ
ならないと思っています。
このような社会状況においては
私たちの役割がより重要なものとなり、
その真価が問われることとなります。
当法人の役職員、会員、ボランティア一同、
その責任の重さに身を引き締めながら、
社会課題の解決を目指し、更なる一歩を踏み出したいと
思っています。
どうぞ、本年も皆様のお支えをよろしくお願いいたします。
この一年が皆様にとりまして、
よき年となりますことを心よりお祈りいたします。
