ふとしたことから震災をテーマに

こんにちは。火曜日担当、山口 真史です。


先日、友人が所属する劇団ピープルパープルの公演を見に行く機会がありました。
手土産もなく、演目も内容も知らない状態で行ってしまいましたが。。


内容は、震災というトラウマを抱えながら、
前を向いて生きている神戸の消防士のお話でした。


今日はそういうこともあり、今週木曜日に迎える1月17日、
阪神淡路大震災についてのトピックを書きたいと思います。



劇中、震災については、震災を知らない若い消防士たちへ語られる
回想シーンとして描かれておりました。



何が起こったかもわからない中で、パニックになる人々
救助が広域的に必要な状況で、自分のしてほしいことを主張する人たち
自分が死ぬことを知りながら、消防士を気遣う発言をする人たち
家族を失ってでも、他人の救助に向かおうとする消防士
その中で亡くなっていった方々、幸い助け出された人たち。


自分がやりたいこと、やらなければならないことと、人間の出来ることの小ささ
その中で組織に従い生きる消防士との葛藤と共に描かれておりました。



それぞれの立場の、それぞれの状況の中で、生きている人たちがいて、
起こったことの大きさに、その考えがぶつかりあってしまう状態になって
自分自身が透かしだされていく。


最後の最後は、一人の人としての強さとか、人とのつながりの強さとかが
その先を生きていく力になっていく。


そこからいろんなものを得て、生きているんだと、改めて考えさせられました。


そこまで衝撃的ではないにしろ、日常的にもたくさんの試練が与えられることがあります。
それを越えていくのも、人との関わっていく中で生まれる相乗効果なんだろうと思います。


そういう人との出会いを求めて、信じてこれからも頑張っていきたいと思います。