「釜が崎ワークショップ2006」を実施しました(1)

3月3日〜5日の2泊3日で釜が崎ワークショップを実施し、2月から合わせて全3回のワークショップを終了しました。
第1回に9名、第2回に6名、そして第3回には14名の参加者が集まり、強行スケジュールの中、一生懸命に街で出逢うたくさんの現実と真摯に向き合う姿がありました。

1日目夜、まずは釜が崎(大阪市西成区の通称)にある子どもの里で街や野宿生活者、日雇い労働者についてのイメージを共有するワークショップと、この街の背景などの話を聞きます。

ここで出る街やおっちゃんたちへのイメージは、暗い、恐い、汚い、近寄りにくいなど。実際にこの街が初めての参加者が多い中、どこからか得た情報によるイメージがたくさんでてきます。そのイメージって、どっからきたん?というファシリテーターの問いかけに、知らず知らずのうちに私たちの中に固定観念が植え付けられていることを知らされました。

3月1〜3日に、HEP事業に関わる学生(通称ヘッパー)を対象としたHEP STEP UP研修を実施しました。

参加した34名のHEPPERたちは、ワーキングチームの先生方に手伝っていただきながらの様々なワークを通して、自分たちの内面や相手との関係性を見つめ直し、一緒に活動するメンバーたちと一歩踏み込んだ関係を作ることができました。(たつみ)