報告書三昧

今日はスキーツアーで発生した捻挫事故の中間報告書をチェックする。当会では4年前にスキーツアーで骨折事故が発生したため、その際にかなり詳細なスキーの安全管理マニュアルを作成していたのだが、今回はそのマニュアルがうまく機能し、負傷者の搬送や安全確認なども適切に行われていたようだ。
当会では、こうした事故が発生した際には、かなり詳細な報告書を作成し、分刻みで状況を記録し、そこから事故の原因や事後の対応に問題がなかったかを徹底的に検討を行う。まだ、今日は中間報告ということで、事故発生の状況及びその後の対応についての記録だけであるが、今後、それをもとに原因の究明と対策の検討が行われることになる。
野外活動やスキーは、どうしても一定のリスクを伴うが、こうした積み重ねが少しずつ、それらのリスクを軽減しているのだろうと確信している。(のじま)