生江の地にて

朝一より、当会が昨年から(財)大阪市教育振興公社より委託を受けている大阪市立生江青少年会館のほっとスペースへと向かう。同事業は、不登校やいじめ、学校や友達になじめない等、課題を抱えた青少年が安心して過ごせる居場所を提供し、社会参加を支援するもの。生江青少年会館では、10名ほどの登録児童がおり、日々4〜5名がスペースで現地スタッフと遊んだり勉強したりと時間を共にしている。私も現地に行き、居場所という点では、とても大きな役割を担っていると強く感じた。ただ、対象年齢が中3までということもあり、彼らもいつ日かはその場所を巣立っていかなければならない。進学や就職等の進路について、また社会参加を支援するという面において、限られた時間の中ではなかなか厳しい部分があるということを、現地スタッフとの話の中で強く感じた。(よりお)