協働事業助成プレゼン

今日はひょうごボランタリープラザが募集している「協働事業助成」の公開プレゼンテーションが行われた。当会も「不登校の子どものための教材作成事業」のプレゼンを行った。冒頭、用意してきたスライドが投影できなかったり、やっと投影したスライドが別の助成金のプレゼンだったりと、波乱含みの出だしであったが、なんとか無事に終えることができた。公開プレゼンテーションということもあって、他の団体のプレゼンも少しだけ拝見したが、阪神間では有名な某NPOのプレゼンを見て、愕然とした。事業の内容も抽象的でよくわからないし、スライドも誤字が目立ち、どうみても発表できるような水準には達していなかった。まだできたばかりの団体なら、理解できるのだが、震災以降、ずっと活動を続けてきた老舗の団体なのに、一体、どうなっているのだろうか。
プラザも、協働事業助成などの発展的なプログラムの前に、もっと基本的な事業立案やプレゼンなどについての研修を用意した方が、市民活動の発展のためには有益だろうと思ったりもする。
今回の助成金は無事、GETすることができたが、その某NPOも一緒に採択されていたとすれば、所詮はその程度の審査のハードルだったということで、正直、喜べない。
当会の創立から12年目に入り、このあたりでは、古株のNPOになりつつある。でも、これまでの歩みや実績にかまけていては、同じような醜態をさらすことになるだろう。その団体のプレゼンを見ながら、自戒をこめて、そんなことを考えていた。(のじま)