マレーシア報告会が終わりました

今日は午後からマレーシア植林ワークキャンプ2005夏の報告会が実施された。30名弱のお客様を迎え、参加者はとってもすなおな今の気持ちを表現していた。

その後は事務所で高校生と大学生スタッフが一緒に打ち上げ。
ピザやお寿司を食べ、報告会で流れたスライドをわいわい言いながら見、そろそろ大学生スタッフから高校生メンバーに用意した色紙を渡そうか、というときに、高校生が突然立ち上がり、スタッフのメンバーにサプライズのプレゼントがあった。

現地での文化交流会で歌った「オレンジ」の替え歌と、高校生からのメッセージをまとめたファイル。同じく文化交流会で踊った「One night carnival」も踊ってくれた。

「現地の人たちや三好さん(現地コーディネーター)や他のメンバーからも、もちろん影響は受けたけれど、一番影響を受けたのはスタッフでした」と言葉をかけてくれる高校生に思わず大学生スタッフも涙していた。
その後、実行総責任・中芝の1ヶ月遅れの誕生日も祝い、半年間にわたるワークキャンプがようやく一段落した。

高校生と大学生という歳の近いメンバーが集まって、海外で同じ体験を共有することで、大人が引率するのとはまた違った高校生の成長や言葉を引き出せると信じ、過去5年間で10のワークキャンプを実施してきた。そうしたねらいは、確実に成果を出し、毎年数名の元参加高校生が当会のボランティアとして、また別イベントの参加者として活躍してくれている。
大学生スタッフにとって、半年以上に及ぶ様々なワークキャンプの準備は、むろん大変ではあるが、そうした高校生の成長に関わることができる醍醐味は計り知れない。今日の報告会や打ち上げで、そうした喜びをまた感じることができたスタッフも、同じ気持ちであろうと思っている。(たつみ)