近況報告

 お久しぶりです。能島です。 先日、北村頼生からもこのコーナーでお知らせ頂いていますが、実は先週にかねてから入院し、病気療養中であった、私の祖母、能島時子の肺炎が悪化し、吐血や自力呼吸の停止などに陥り、危篤の状態となっています。主治医の先生からは、様々な抗生物質を試しているが、なかなか効果的なものも見あたらず、状況としては極めて厳しい旨のお話しを頂いています。 実は、私の家庭は母子家庭で、私の日常の世話はほとんど祖母がしてくれており、私にとっては祖母が「母親代わり」の存在でした。その祖母が危篤の状態に陥り、私としては、できる限り祖母のそばにいたいと願い、様々な方々のご理解やご協力により、先週はほぼずっと祖母とともに過ごすことができました。 祖母自身は、痴呆も進んでおり、脳梗塞も患っていることから、ほとんど意識もないのですが、私を見ると時折、笑顔を見せたりしてくれています。現在も、非常に厳しいながら、なんとか生命を維持し、頑張っています。 このコーナーをご覧頂いた皆さんには大変、ご心配をおかけしておりますし、多くの方々から励ましのメールを頂いたり、他の役員や職員が私の業務を分担してくれたり、OBやOGたちが休暇をとって事務所に駆けつけてくれたりと、本当に多くの人たちに支えられながら、日々を過ごしております。この場を借りて深く感謝いたします。 なかには、能島の精神状態がやばいのではないかとか、能島がふさぎ込んでいるのではないかといったご心配を頂く方もおられますが、そちらのほうは、いまのところ全く心配ありません。いたって元気に過ごしております。ただ、皆さんのご支援やご心配に対して、感謝しつつも、申し訳なく思ったり、またその暖かさに心動かされることも度々あります。また、組織の責任を負う者として、それに専念することができない状況について、自責の念を感じることも多々あります。しかし、いまは皆さんの祈りと努力に支えられ、私自身は、特に滅入ったりしている状態ではありません。 私自身は、祖母の一日も早い回復に希望を見いだしています。皆様も可能であれば、そのことを心にとめて頂き、祈りを捧げて頂ければ、これに勝る喜びはありません。 本当にご心配をおかけして申しわけありません。そして、皆様の温かいお気持ちに、深く、深く感謝しています。(のじま)nojima@brainhumanity.or.jp