サタプロのスタッフとして

 今日は、待ちに待ったサタプロの本番。私は事前の予定通り、9時前に甲東園駅に集合。そしていきなり案内板を持たされ、駅の改札に立つ。あまりに寂しいので、北川も道連れにする。 その後、私の誘導のかいあって、無事に子どもたちも集合。そして、会場である甲武体育館へ移動。私は列の先頭につき、周囲の安全に配慮しつつ、1つ目の信号で安全確保作業。ところが、この信号の変わるのが、常軌を逸するほど早い。普通の人が横断ほどを渡って、振り返ればすでに点滅している程の速さであり、すなわち足があまり自由ではない高齢者などであれば、車道の真ん中あたりで点滅し始めるであろう速さであり、その交差点で子どもたちを安全に渡らせるのは、文字通り、命がけの死闘の作業であった。 そして、私の交通誘導のかいあって、子どもたちは無事に体育館に到着。そして、再び、私は体育館の前にある横断ほどの安全管理。こちらは信号のない横断歩道なのだが、時折、やってくる自動車に気をつけなければならない。一瞬の油断が惨劇につながるわけで、再び死闘の作業であった。 そして、やっと体育館の中に入って、ゲームの点数集計作業。確かに子どもの命には関係のない役割であるが、もし点数を間違えようものなら、70名を超える子どもたちが暴徒と化し、私に襲いかかろうことは想像に難くなく、これまた死闘の作業であった。 こんなに死闘の作業の連続で、疲労困憊した私であった。(上記は、一部、脚色を交えております。) それにしても、70名もの子どもたちの安全に配慮しながら、様々な経験を提供しているスタッフ達の働きぶりは、ほんとに凄いと思う。一連のサタデープロジェクトも、来月で一区切りを迎えるが、丸本実行総責任をはじめ、スタッフのみんなの努力に敬意を表したい。たまにはこうして現場の空気を吸うのもよいかもしれない。やっぱり、事件は現場で起きてるのだから。(のじま)