南海大地震について

 今日は午後から来客が2件。1件目は西宮青年会議所の方。今後のNPO支援のあり方についてのインタビュー。 そして、2件目が、来るべき南海大地震に対する防災活動を行うとしている立命館大学の学生。彼は、大学で防災地理学を勉強しているそうなのだが、今後50年の間に極めて高い確率で発生するであろう南海大地震について、人々の意識や防災への取り組みが十分でないことを憂いて、その防災のための取り組みを行おうとしている。特に被害が大きいと想定される和歌山県内での活動を計画しているとのことで、NPOの運営等についてのアドバイスがほしいとのことで、来訪された。 話をしてみると、彼の思いはとても熱く、また数字を交えた丁寧な説明は、確かに和歌山における防災の取り組みの不足を感じさせ、また南海地震への取り組みの必要性に強く共感させられた。 ちょうど、BHは今年設立10周年を迎えるにあたり、阪神大震災を経験し、現在の活動に至った当会の歩みを振り返りながら、その経験を活かすため、当会でも南海地震発生時における行動計画の策定を行おうと考えていた矢先であった。 おそらく、彼とはこれからも一緒にいろんな活動をしそうな予感を感じつつある。(のじま)