トップマネジメント研修3日目

 朝9時から午前のセッションが始まる。今日の未明までかかってつくられた成果目標を川北さんが確認し、クリティークを行う。その後、成果目標に基づいた行為目標の設定。そして、行為目標を達成するためのタスクの洗い出しとガントチャートの作成を行う。 これまで漠然とした焦りや不安を感じてた役員達も、論理的に整理された目標や予定を立てることにより、より具体的な課題に変わっていっていた。 研修の最後、川北さんは次のようなメッセージをくださった。「BHはすでに第3のステージに突入している。第1のステージは、事業をどんどん展開していく。第2のステージはそれを維持、持続していく。そして第3のステージは、それを社会モデルとすること。今後、BHにはその事業を社会モデルとするための責任と役割がある。 そのためには次のことが必要だ。一つは、品質にこだわりをもつこと。自分たちが提供するサービスの質に妥協しないこと。2つ目は外に出ること。外部の研修や他団体との協働などを積極的に行う。外の力を借りる。3つ目は、自分たちの成果を文字や言葉、数値にして発信すること。」 自分たちのステージをこれまで意識してこなかったが、私も含め、理事、役員達は自分たちのより大きな責任と役割を自覚する契機になった。(のじま)