キャンプ第1日目

 今日からキャンプが始まる。私も「本部派遣」というお堅い名前の役職で、随行することとなっている。主な仕事は、キャンプの円滑な進行や安全管理についての監督。というわけで、キャンプ場へ言っても、ほとんど本部に常駐して、リアルタイムに伝えられる情報を実行総責任から報告を受けたりするばかり。どうしても、キャンプ場へ行くと現役時代を思い出しながら、いろいろと動いてみたくなるのだが、それをこらえつつ、キャンプ場のログハウスで、パソコンに向かい、なんだかいつもの事務所と変わらない状況である。 それにしても、今回のキャンプのスタッフはとんでもなく凄い。半数以上が、今年当会に入ったばかりの1年生なのだが、経験のなさが、逆に良い方向に働いており、アイデアも斬新で、内容の細部に至るまで妥協がなく、細やかな演出や配慮がなされていて、しかも現場ではがむしゃらにがんばっていて、移動はほとんど歩くことなく走りっぱなしで、自分の仕事を超えて他のスタッフのサポートを行い、こんなスタッフの姿は最近、ほとんど見なかっただけに、ホントに驚かされた。 キャンプ自体は、今日が一日目だったので、ややゆったりめの内容でほどよく、スムーズに進行されていた。 課題は、お茶づくり。当会では、5月のキャンプで熱中症を思わせるような症状の子どもが発生したため、熱中症対策の基準を策定しているのだが、その中に「30分に1回、100mlの水を飲ませる。」というものがあり、そのためお茶の消費量は、1日で200lを超えることになった。と言うわけで、朝から晩までお茶を作り続けることになるのだが、なかなかそれが大変な作業で、お茶を沸かすのにも時間がかかり、湧いてもそのまま提供できないので、水で冷やしたりして、それをペットボトルに移し替えて・・・。 キャンプはまだ始まったばかり。スタッフ、リーダーのがんばりを期待している。(のじま)