形式的ですが・・・

 今日は理事会が行われた。そのため、ここ数週間はかなり資料づくりなどに追われ、多忙な日々だった。 今日は10名の理事のうち、9名が出席し、監事や各役員など総勢で20名以上が出席した。当会では、10名の理事のうち7名が学生であり、毎週会議を開いて議論しているのだが、理事会になると川島理事(関西学院大学専任講師)や長尾理事(聖マーガレット生涯教育研究所主任研究員)、そして監事の藤巻先生(公認会計士)などがお越しになるので、報告を行う学生も結構、緊張したりする。 毎回、当会の理事会は、それなりにちょっぴり綺麗な会議室で、事前に準備した膨大な資料にしたがって、進められるため、時折、形式的だと感じることもある。ただ、こうしたある種の形式的な要素をもった場も、時には必要だと思っている。 当会の理事は、日々、当会の事業や業務に携わっている。そのようななかで、少し日常とは異なる雰囲気をつくり、きっちりと準備をして会議をすることは、節目節目をしっかりと押さえる意味で重要だと思う。 「はれ」と「け」という言葉があるが、常務会や日々の活動のような「け」だけではなく、非日常的な緊張感を持った「はれ」の場が理事会であると思う。 日常生活のなかでも、効率性などの現実的な思考が主流となり、いわゆる季節的な行事やしきたり、儀式なども減っていっているが、こうした形式や様式の持つ生活のなかでの緊張感を大切にしたいと思う今日このごろである。(まあ、私自身は盆も正月もない生活をしているのだが・・・。)(のじま)