珍事件・フィリピンチーム帰国せず

 大型台風が近づいています。今夜8時半に帰国予定のフィリピンチーム、大丈夫かなあと思っていると、本キャンプ派遣職員の能島理事長からセブ島から電話が。やはり台風か?と思いきや、なんとスタッフが全員分のパスポートをホテルに置き忘れたため、本日帰国できなくなったとのこと! 今夜のステイ先等を確認した後、直ちに状況を説明文にまとめ、学生に手伝ってもらい参加者28人の緊急連絡先に架電大会。旅行会社と明日の代行便の手配も相談しつつ、すべての家庭に事情を伝えおわったのは夕方6時過ぎ。 セブ島での高校生はすこぶる元気な様子ですが、送迎等ご予定くださっていた方、申し訳ありません。ご心配をおかけしたご家族の方、改めてお詫びいたします。  みんな無事が確認されほっと一息すると、容易に防ぎ得たはずのこのようなミスがなぜ起きたのか、ということが気になりだします。当会の宿泊系イベントには、実行総責任の学生が現場に集中できるよう、安全管理に従事し全体を見守るスキルのある役職員を出張として派遣するシステムがあるのですが、今回それがどのように機能していなかったのか、解明が待たれます。プロフェッショナルとはほど遠い今回のミスに、事務所スタッフ一同しばし唖然呆然… 明晩の無事の帰国を、ほんとに心から祈ります。(近藤)