太鼓フェスティバル

 今日は神戸よさこい学生実行委員会のメンバーが運営に協力している神戸市垂水区の太鼓フェスティバルを視察しに行く。私は、太鼓の演奏を生で見るのは初めてだったのだが、かなりの迫力に圧倒される。会場であるマリンピア神戸の岸壁からは、明石大橋を臨み、徐々に日が傾きながら夕焼けに変わり移る様は、非常に優美で、太鼓の音をより感動的なものにさせていた。 今回、出場した多くのチームでは、地域の子どもたちを巻き込んで太鼓の練習をしているようで、こうした晴れの舞台は、子どもたちにとっても感動的なものだろうと思う。 地域と子供のつながりが希薄であるとの主張が強まっているが、昔ながらの伝統に支えられた地域の中には子供を取り込むシステムがいつの間にか構築されているのかもしれない。(のじま)