ちょっと過激な発言

 最近、能島の発言がおとなしくて面白くないとの噂を聞いたので、少しだけ、過激な発言をしよう。昨日、近藤事務局長がアメリカでのテロ事件についての話題を展開していたので私も少し。 私はある教育系のメーリングリストに入っているのだが、最近はこのテロ事件の話題で持ちきりである。近藤事務局長と同じく、私のクリスチャンなので、「暴力に対して、暴力を用いること」については反対である。無限の報復の連鎖を避けるためには、誰かが暴力に対して、愛をもって接する必要があるだろう。 ただ、そのメーリングリストで、ことさらに「命」の大切さを主張することである。聖書は、「友のために自分の命を捧げること。これよりも大きな愛はない」といい、「自分の命を捨てる者は、永遠の命を得る」ともいう。単に生命を長らえることを重要だとする主張にはどうしても組みできない。飛行機でビルに突っ込んだテロリストは、その思想の故に、自分の生命を犠牲にした。もちろん、彼らの行為は許されるべきものではないが、時として自分自身の思想を貫くために、自分の命を犠牲にしなければならないときがあるのだと思う。一般の考えでは、彼らの行為は是認する余地もないが、彼らの思想のなかにおいては、彼らはその生を全うしたのかもしれない。ことさらに生命を大切にするあまり、「自分らしい生」を忘れてはならないと思う。(のじま)